シーリング工事

シーリング工事とは

シーリングとは、建物の構造体の隙間やつなぎ目に充填される薬剤のことを指します。

建物の壁や窓には多くのつなぎ目があり、このつなぎ目はそのままにしていると、そこから水が浸入し、雨漏りの原因になります。
このつなぎ目を塞ぎ、建物の防水性を高めるのがシーリング工事の主な役割です。
防水性能の他にも、シーリング工事には温度や湿度の変化による建物の伸び縮みを吸収するといった役割もあります。

さらに、シーリング工事は建物の外部、目に見える部分にあるので、その仕上がりの美しさも重要です。

なぜシーリング工事が必要なのか

温度や湿度の変化、風、地震、振動によって起こる建物の伸縮やずれを吸収するため、建物の部材にはつなぎ目が設けられ、さまざまな自然現象に柔軟に対応できる性能を持っています。
この性能を果たすために、つなぎ目にゴム状のシーリング材を充填する訳ですが、ゴムの持つ性質上、年月の経過と共に硬化したり、破断したりします。
硬化や破断といった現象を防ぐためにも、定期的にシーリングの補修工事を行う必要があります。

シーリング工事に要求される役割

1.建物の気密性や水密性を保つ
2.建物のつなぎ目を、温度や湿度などによって起こる伸縮に追従させる
3.建物の美観を損なわないようなデザイン性

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